Features
オールラウンド微粒子現像液
高いシャープネス
高詳細コントラスト
優れたフィルム感度利用
公称感度で優れた結果を実現
高い貯蔵性
A modern
allround developer
brought to you by Silversalt
SPUR x シルバーソルト のコラボレーションにより
全てのフィルムに向けて オールラウンド/標準現像液Silversalt が誕生しました。
Developing Data
現像データはこちらからご覧ください。
データは定期的に更新され、完了します。
Try It!
優れた機能と詳細な現像データをセットにご提供するシルバーソルト現像液は、現代の標準/オールラウンド現像液です。
是非お試しになってみてください！
☞Silversalt製品ページへ
SPUR Silversalt Developer
【最先端を行くSPUR 社とのコラボレーション】
SPUR社は最先端現像液を市場に提供していることで世界的に有名なフィルム化学専門企業です。
自社名での現像薬品のみならず、Adox とRollei のための製品開発・製造を長年にわたり行っています。 これまで、Adox Adotech、Adox Silvermax、Rollei RPX-D、Rollei RHC、 Rollei Supergrain...など、数多くの有名現像液を世に出してきました。
しかしながら、日本においては殆どのユーザーの方にとってSPUR は、非常に専門的で特殊用途に限られた現像液を提供するメーカー と捉えられているように、私たちは感じていました。
そこで、SPUR 社CEO である Heribert Schain(ヘリバート・シャイン）氏に、標準現像液となりうるオールラウンド現像液をつくってもらえないかと相談を持ち掛けました。これに賛同したSPUR 社が現像液の開発を手掛けることになり、当方への提供と至りました。
【新現像液に求めたもの】
私たちが現像液の完成形に設定したゴールは以下の 4 点でした。
- 取扱いが簡単で使い勝手が良いこと
- きめ細かく心地よい粒子を持つこと
- 各フィルムの公称感度において良好な結果を出すこと
- 環境への負担を低く抑える現像液を作ること
と同時に、現像液任せにしない、写真家自身がネガのコントラストを完全にコントロールできる現像液を作りたい、という思いがありました。
【すべての写真家に適した現像液のために】
これまで当ショップでは、特にビギナー向けに Adox FX-39（高希釈）、Adox Atomal 49、Rollei Supergrain といった補正現像液をお勧めしてきました。
補正現像液は、暗室での現像処理が正確に行われなかったり、撮影時の露出に注意が払われなかった場合でも、まだネガに許容できるクオリティを維持してくれることから、ビギナーや、露出や現像に正確さを求めない写真家に非常に適しています。
でも、上記の思いがあり、Silversalt を補正現像液にはしませんでした。
それでもこの現像液はビギナーの方にも適しています。
何故なら、フィルムのボックススピード（公称感度）で撮影した際のフィルム現像データは全て、私たちがご提供できるからです。
本来、フィルムの本当の感度で撮影された写真は、完全なシャドウディテールを提供します。
しかし実際には、ボックススピードは、そのフィルムの実際の感度ではないことが多く、フィルムメーカーによって誇張されることがよくあります。
ですから、完全なシャドウディテールを得るためには、そのフィルムが持つ本当の感度を知る必要があります。
それでも「シャドウディテールを気にせず、ただフィルムボックスに書いてある（名目上の）感度でフィルムを撮影したい！」
という方にも気軽に撮影を楽しんでもらえるよう、現像データを用意しました。
つまり―we got you covered!―（大事なところは私たちがもう準備を済ませておきました！）です。
シルバーソルトでは、Silversalt 現像液用に、美しいシャドウディテールを実現する「フィルムの真の感度での現像データ」だけではなく、「ボックススピードでの現像データ」も併せてご提供いたします。
このことからも、Silversalt現像液は、上級写真家の方およびビギナーの方共に適した現像液となっています。
【新現像液SPUR Silversaltの特徴】
上記 4 つのゴール設定後、多くのテストを経てSPUR Silversalt 現像液が完成しました。
本現像液は、多くの方の標準現像液となりうる、実に使いやすくて優れた結果をもたらす大変ハイテクな現像液となっています。
本現像液は、単なる旧式のシンプルな 50年前の現像液ではありません。
再混合されたものではありませんし、新しいラベルに張り替えただけの既存の現像液でもありません。
当方の発案によりSPURによって現代のフィルム用に生み出された完全に新しい現像液です。
優れたシャープネスとディテールのコントラストを備えた微粒子現像液ですが、ヒドロキノン含有量を1％未満と非常に低く、環境への影響を低く抑えることに成功しています。
作業液の希釈は比較的高く、経済的です。
貯蔵性もとても良好です（もちろん保管期限のテストはまだ実行中です）。
また、SPURは、標準容器に非常に高価な茶色の遮蔽プラスチックボトルを採用していますが、Silversalt 現像液もこのボトルで提供されます。
遮蔽効果に非常に優れたボトルに加え、ボトルにきつくフィットするキャップシールが、酸素がボトル内材料への浸透を防ぎます。
これは、ガラスボトルを使用できない場合の最適なソリューションとなります。
現像液は100ml と250ml の容量別に２つのボトルで提供されます。
最重要フィルムのためのテストは、すでに行われましたが、フィルムテストは今後も継続し、それに応じてデータベースを更新していく予定です。
*本文中、「ボックススピード」の記載は フィルム箱に印刷されている感度（公称感度）を表します。